このサイトについて

はじめに

「机上の道を辿る」へようこそ。このページでは当サイトや管理人の紹介をします。


当サイトの概要

「机上の道を辿る」は、おもに都道府県道(特に主要地方道)の変遷を紹介するサイトです。告示をベースに解説を行っていく方針です。以下に、各コンテンツの紹介を記します。

国道・県道路線の変遷

当サイトのメインコンテンツです。このコーナーでは国道・主要地方道の道路網の変遷を画像付きで解説したり、都府県道路線の認定・廃止告示を掲載したりしています。告示が入手できていない県でも道路網の変遷だけは扱っていきたいです。現在の道路網が完成するまでに生まれては消えていった路線たちを知ってもらえれば、と思っています。

取り扱う都道府県の候補
現在当サイトで取り扱っているのは北海道(旧道路法)、岐阜県、三重県ですが、今後は以下の県についても県道路線に関する告示や道路網図を掲載する予定です。
青森県、岩手県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、新潟県、滋賀県、愛媛県、大分県
ここに挙げた県以外でも、情報の入手状況によって道路網図を作成できる可能性があります。

旅の記録

このコーナーはサイト名に反して「机上」ではなく、道路レポートサイトのようなコンテンツです。私が自転車で走行した国道・道道路線のレポートや、いわゆるおにぎり、ヘキサといった路線番号標識の写真などを掲載しています。

コラム

国道や都道府県道に関するコラムを掲載します。私が取り扱えるネタがあまり多くはないので本数は少なくなりそうですが…

更新の方針

当面の間、週1~2回を目安に更新する予定です。道路レポート、標識写真集は合間を縫う形で随時更新していきます。


当サイト開設までの経緯

「国道の生い立ちを知りたい」
私がそう思ったのはおそらく中学1年生の頃だったと思います。私は幼い頃から地図を見るのが大好きで、インターネットが使えるようになってからは国道や道道についていろいろと調べるようになりました。
ある日、国道451号が昔は道道24号(滝川浜益線)だったということを知ります。「道道が昇格して国道になる」ということを知ったのです。そしてちょうどその頃、おくとん氏のサイト、「道道資料北海道」に辿り着きました。私は衝撃を受けました。現在の道道網が完成するまでに莫大な数の路線が生まれては消えてゆき、その一部には国道に昇格したものもある。一つ一つの路線が大きな路線網を形成していく様子に感動を覚えた私は、徐々に道道に興味が移っていきました。

中学2年生の時、昭文社の「全日本道路地図」を買ってもらいました。それまで道内の道路事情しか知らなかった私も、この地図を手に入れたことで一気に道外の路線網を知っていくようになりました。やはり都府県道についても過去の路線について調べるようになりました。

しかし、都府県道の過去の路線を調べようとするといろいろと問題が出てきました。「道道資料北海道」のようなサイトが各県にあればいいのですが、そのようなサイトがなくWikipediaの情報を参考にせざるを得ない県も多くありました。福島県、新潟県などはWikipediaの情報すら乏しく、他にも現存路線の個別ページがほとんど整備されていない県(愛媛県、宮崎県など)があり、調査は難航しました。

月日は流れ、2014年頃からは各県の例規集・法規集といった資料からデータを集めるようにもなりました。その過程で、「告示番号が例規集で判明しているのだから、それを元にして資料を取り寄せればいいのではないか?」と考えるようになったのは2015年の春のことです。
最初に対象にしたのは埼玉県でした。しかし、当時の埼玉県立図書館では県報の複写を頼むことができませんでした(浦和図書館の廃止に伴って資料が移動中だったためだと記憶しています)。県立図書館がダメなら、もっと大きな図書館に…ということで国立国会図書館に問い合わせをしたのは夏のことでした。利用者登録を済ませて掲載箇所の特定をしてもらい、県報の複写が郵送されてきた時にはとても興奮したのを覚えています。その後も他の都府県告示の複写を入手して現在に至ります。

私が告示を直接取り寄せたのは、インターネット上に情報が乏しかったことに加え、Wikipedia上の情報の信頼性がお世辞にも高いとは言えなかったからです。実際、調査を進めていく過程でWikipedia上の情報の誤りをいくつも発見しており、より信頼性の高いソースとして告示を直接入手したのは正解だったと思っています。そしてこのサイトは、こうして私が調査した情報をインターネット上で共有できれば、Wikipediaよりも信頼性の高い情報を手に入れられる人が増えてくれるのではないだろうか、と思い開設に至ったものです。

この分野は道路趣味者の中でもマイナーな部類でしょうが、「国道や県道の変遷を知りたい」と思っている同志の方々はいくらかいらっしゃると思います。このサイトが一人でも多くの同業者の役に立てばこの上ない幸せです。


参考文献・調査場所

当サイトの記事の情報元となる文献はおおむね下記のとおりです。

以上の文献は以下の図書館・文書館にて一部を複写し、調査に使用しています。

ここに挙げた資料以外にも、参考とした資料で特に重要なものがあれば各ページに記載しています。


免責事項

当サイトに記載する情報はできるだけ正確なものとなるように心がけていますが、内容の正確性は保証いたしかねます。万が一当サイトに掲載されている内容に起因する損失や損害が生じても、当サイト管理人は一切の責任を負いかねます。ご了承ください。

また、当サイトは管理人個人の趣味の範囲内での調査・研究に基づいて運営しております。各官公庁、関連団体等とは無関係ですのでご承知おきください。

著作権について

当サイトに掲載されている内容の著作権は、告示部分など一部の例外を除いて当サイト管理人に帰属します。無断転載はご遠慮ください。なお、県報等の告示を引用している箇所(blockquoteタグで囲われている、紺色の点線内)に関しては著作権法第13条の規定(国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が発する告示、訓令、通達その他これらに類するもの)により著作権の対象となりません(なお、当該箇所を引用等する際は元の資料を確認することをお勧めします)。

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スマートフォン等からの閲覧について

当サイトでは将来的にスマートフォンに対応したレイアウトに改善していくことを目標にしていますが、現時点では管理人の技術不足により未対応となっています。
スマートフォンやタブレット端末のブラウザでは特に告示のページにおいて文字が読みづらくなる可能性があります。また、無料のレンタルサーバを利用しているため、スマートフォンでは広告がより目立つ形で表示されます。ご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。


管理人について

HN: 江田沼音(えだ ぬまね)
HNの由来: 北空知地方にある地名を組み合わせています。
年齢: 干支2周周辺
略歴:

職業: 学生
趣味: サイクリング、野球、音ゲー(beatmaniaIIDX)
行ったことのある都府県(通過のみのものは除く): 青森、岩手、宮城、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、京都、奈良、広島、愛媛、沖縄