昭和63年・平成2年

昭和63年

11月15日

1本の一般県道の路線名が変更されました。

三重県告示第570号

県道の路線認定(昭和34年三重県告示第17号の2)の一部を次のように改正する。

昭和63年11月15日

三重県知事田川亮三

表426の項中「南島大台線」を「南島大宮大台線」に改める。

(筆者注)

  • 南島大台線はこの告示の時点でr426ではなくr46でした。1982年の告示で下楠南島線から改称された際には整理番号の変更について特に触れられていません(当時の告示には整理番号を表示していなかったため)。

平成2年

3月16日

新たに1本の一般県道が認定されました。

三重県告示第173号

道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、県道の路線を次のとおり認定した。

なお、「関係図面」は、三重県土木部道路維持課に備え置いて、告示の日から3月間縦覧に供する。

平成2年3月16日

三重県知事田川亮三

路線名起点重要な経過地備考
終点
久居停車場津線 (776)久居市久居停車場
津市

(筆者注)

  • 原文には整理番号の欄がありません。路線名の後に赤字のカッコ書きで整理番号を表記しました。
  • 国道165号の旧道にあたる路線です。久居市戸木町以東は、以前は久居市中心部を通ってから近鉄名古屋線に沿って北上し阿漕駅付近で国道23号に至るルートでしたが、久居市中心部を北に迂回してから高茶屋駅付近を通って雲出本郷町交差点で国道23号に至るバイパスが1980年までに完成しました(具体的な完成時期は調査中)。旧ルートが国道の指定を外れた時期も現在調査中です。
  • 停車場を起点とし国道交点を終点としていることから、道路法第7条第1項第5号に該当する路線である可能性が考えられますが、整理番号は500番台ではなく700番台です。

8月31日

停車場に通じる路線を中心に、7本の一般県道の路線名が変更されました。

三重県告示第482号

県道路線認定に関する告示(昭和30年三重県告示第179号)の一部を次のように改正する。

平成2年8月31日

三重県知事田川亮三

表201の項中「宇治山田港山田停車場線」を「宇治山田港伊勢市停車場線」に改め、同表417の項中「春日甲南線」を「伊賀甲南線」に改め、同表529の項中「相可口停車場齊明線」を「多気停車場齊明線」に改め、同表546の項中「阿保停車場線」を「青山町停車場線」に改め、同表680の項中「西村佐那具線」を「高倉佐那具線」に改め、同表702の項中「茅原生首線」を「茅原丹生線」に改め、同表708の項中「仁田相可口停車場線」を「仁田多気停車場線」に改める。

(筆者注)

  • 原文ではかぎかっこの中だけ左に90度回転して書かれています。
  • 告示に出てくる路線の起終点となっている駅の改称日を下にまとめます。
    改称前改称後改称年月日
    山田(やまだ)伊勢市(いせし)昭和34(1959)年7月15日
    相可口(おうかぐち)多気(たき)昭和34(1959)年7月15日
    阿保(あお)青山町(あおやまちょう)昭和45(1970)年3月1日
    いずれも駅名の改称からかなりの年月が経過しています。特にr201は同じ伊勢市駅を起点に持つr21伊勢市停車場線が1972年の告示で改称されているのと比べるとかなり遅れる形となりました。

11月20日

自転車道として1本の一般県道が新たに認定されました。

三重県告示第614号

道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、県道の路線を次のとおり認定した。

なお、「関係図面」は、三重県土木部道路維持課に備え置いて、告示の日から2週間縦覧に供する。

平成2年11月20日

三重県知事田川亮三

路線
番号
路線名起点重要な経過地備考
終点
777松阪伊勢自転車道線松阪市明和町、玉城町、小俣町
伊勢市

(筆者注)

  • 10年半ぶりに整理番号の欄が復活しました(この告示では「路線番号」)。これ以降の告示では再び整理番号の欄が常設化されます。
  • 主要地同士を結んでいるため道路法第7条第1項第1号に該当すると思われますが、整理番号は100番台ではなく700番台です。