標識写真集(目次)
このコーナーについて
このコーナーでは、サイト管理人がサイクリング中またはドライブ中に撮影した標識の写真を掲載します(一部、バス内などから撮影したものも含まれます)。掲載対象の標識は以下の通りです。
- 国道番号標識(いわゆる「おにぎり」)
- 都道府県道番号標識(いわゆる「ヘキサ」「卒塔婆」「縦看」)
- 北海道道のものが中心です。路線数が多いため4ページに分けました。
- 道外は撮影済みの路線が少ないため1ページにまとめました。
- 対象の標識が存在しない路線では街路灯シールなどの写真を掲載します。
各ページ
画像をクリック/タップすると各ページに移動します。
一般国道

道内収集率:83.3% (40/48)
主要道道

1号~151号。
収集率:90.7% (137/151)
一般道道(その1)

201号~500号。
収集率:95.6% (240/251)
一般道道(その2)

501号~800号。
収集率:91.1% (195/214)
一般道道(その3)

801号~1182号。
収集率:91.8% (257/280)
道道の収集率: 92.5% (829/896)
都府県道(道外)

道外路線。今のところ青森、茨城、千葉、東京、京都、奈良の1都1府4県。
撮影済み路線数:18
表について
ここでは国道、都道府県道番号標識のページに掲載されている表について説明します。
以下に表のサンプルを掲載します。
路線名 | 写真1 | 写真2 | 写真3 |
---|---|---|---|
232号 (稚内留萌線) | ![]() | ![]() | - |
2014/08/29 | 2017/08/19 | - | |
3号 札幌夕張線 | ![]() | ![]() | - |
2011/07/25 | 2011/05/03 | - | |
103号 留辺蘂浜佐呂間線 | 未撮影 | - | - |
- | - | - | |
322号 砂川停車場線 | ![]() | - | - |
2014/09/01 | - | - | |
489号 (欠番) (占冠落合停車場線) | 現r136の一部・r1117 | - | - |
- | - | - |
- 一番左側の列に路線番号および路線名を表記します。国道は旧二級国道のみ過去の路線名を()内に記載します。廃止済みの道道は「欠番」と表記したうえで該当路線の路線名を()内に記載します。
- 写真の下の日付は撮影日です。ただし、自転車での走行中以外に撮影したものは撮影日の後に「*(アスタリスク)」を付加します(撮影済み路線数には通常通りカウントします)。
- 路線名の背景が赤色の路線は一般国道を表します。
- 「写真1」の欄には単独区間に設置されている国道番号標識(118-A、いわゆる「おにぎり」)を優先して掲載します。
- 重複区間に設置されているいわゆる「おだんご」は「写真2」の欄に優先して掲載します。
- 交差点付近に設置される別様式の国道番号標識(118-B/C、いわゆる「卒塔婆」)や各種の方面標識(106-Aや108系列など、いわゆる「青看」)、キロポストなどは適宜空いている欄に掲載します。
- 路線番号の欄では旧二級国道に該当する番号の路線のみ当時の路線名を()内に記載します(記載した旧二級国道が現行の路線と一致するとは限りません)。
- 路線名の背景が緑色の路線は主要地方道を、路線名の背景が黄色の路線は一般道道(道外の場合は一般都府県道)を表します。
- 「写真1」の欄には通常の六角形の都道府県道番号標識(118の2-A、いわゆる「ヘキサ」)を、「写真2」の欄には北海道内特有のいわゆる「縦看」を、それぞれ優先して掲載します。
- 交差点付近に設置される別様式の都道府県道番号標識(118の2-B/C、いわゆる「卒塔婆」)は、「写真1」に該当する写真がない時は「写真1」の欄に、それ以外の場合は「写真3」の欄に掲載します。
- 上記に示した写真が一切ない場合は、各種の方面標識(106-Aや108系列など、いわゆる「青看」)やキロポスト、街路灯の管理シール(路線番号がわかるもの)など都道府県道の路線番号を示したものの写真があれば「写真1」の欄に掲載します。それらもなければ、通行止予告の標識など都道府県道の路線名を示したもの、街路灯の管理シール(路線番号はわからないが都道府県道として管理されていることがわかるもの)の写真などを「写真3」の欄に掲載します。
- ここまでに挙げたものが一切存在しない路線もあります。その場合は以下の条件に従って撮影済み路線として計上するかどうかを判断します。ただし、実延長が一切ない路線は別項で扱います。
- インター線の場合、いずれかの方向でインターチェンジを利用したうえで、インターチェンジ名が書かれた標識(通常は入口の方向標識(103-B))か、インターチェンジを特定できる街路灯シールのいずれかを撮影していれば、その写真を「写真3」の欄に掲載して撮影済み路線に計上します。
- それ以外の路線の場合、自転車・自動車・徒歩のいずれかの手段で実延長区間を完走していれば、赤字で「標識無し」と表記し、該当する路線は撮影済みの路線に計上します。
- 長期通行止区間の特例: 5年以上にわたって自然災害または道路損壊(およびそれらのおそれ)による通行止が続いており、今後通行止解除の可能性がきわめて低いと判断される区間(以下「長期通行止区間」)を持つ路線については、前項の「実延長区間」を「実延長区間のうち、長期通行止区間を除く区間」と読み替えることができるものとします。この特例を適用する場合はその旨を記載します。
- 実延長が一切ない路線は以下の条件に従って撮影済み路線として計上するかどうかを判断します。
- 実延長が一切ないものの、他路線との重用延長がある路線(r1142えりも浦河線)は、自転車・自動車・徒歩のいずれかの手段でその重用区間を完走していれば、赤字で「標識無し」と表記し撮影済みの路線に計上します。
- 他路線との重用延長がなく、かつ全線が未供用区間である路線は、今後供用区間が生じる可能性が高いかどうかで判断します。建設中あるいは都市計画上建設予定のあるr1164北斗追分インター線、r1181新八雲停車場線(仮称)、r1182共和北インター線(仮称)は当面の間「未撮影」扱い、建設中止により今後供用区間が生じない可能性がきわめて高いr1086増毛当別線は、予定区間の両端(増毛町御料r94交点、当別町青山奥R451交点)に達していれば赤字で「標識無し」と表記し撮影済みの路線に計上します。
- 廃止済みの道道路線は「写真1」~「写真3」の欄の背景を灰色にしています。現在どの路線に該当するかを「写真1」の欄に表記します。
- 旧番号・旧路線名が残された標識は改正後の番号の欄に掲載することがありますが、欠番となった番号の欄にも掲載するようにしています。
道道番号標識の豆知識
北海道の道道番号標識には特徴的な形式のものが見られます。写真集を見る上で参考になるかもしれないものを紹介します。
縦看

北海道特有の標識で、白く縦長の長方形の中に上から順にヘキサ、縦書きの路線名、横書きの地名が表記されたものです。通常のヘキサでは補助標識を併設しなければ路線名や地名がわかりませんが、縦看は1枚で路線番号、路線名、地名をすべてカバーできるのが強みです。古いヘキサが撤去された後に新しいヘキサではなく縦看が設置されるパターンも多く、一定以上の長さの路線ならば完走までに1枚は見つけることができるでしょう。
例として掲載したr16支笏湖公園線の縦看は最も標準的なタイプで、地名部分が青字だったり、交差点手前に設置されており進路を示す矢印が加えられていたり、地域によってはカントリーサインを添えているなどさまざまなバリエーションがあります。
設置開始時期は後述する番号再編よりも先だったようで、旧番号のまま放置されているもの、シールを貼って新番号に更新したもの、シールが剥がれて旧番号が見えてしまっているものなどもみられます。
管理番号

一部のヘキサでは本来の路線番号に3000を加えた番号が表記されていることがあります。これは道路現況調書などで用いられている管理番号で、主要道道は+1000、一般道道は+3000を管理番号と決めています。1000以上の路線番号を持つ路線では4000番台の管理番号となるため、「4061」なども存在します。
1994年以前の北海道では主要道道と一般道道を区別せずに整理番号を設定していたため、整理番号を見ただけでは主要道道なのか一般道道なのか判断することができませんでした。管理番号を標識に表記することで、一目で主要道道と一般道道の見分けがつくため、このような標識が設置されたのでしょう。現在は主要道道と一般道道の番号が明確に分けられていること、地図上と異なる番号で表記されていてわかりにくいことなどから数を減らしているようです。極端なケースでは、千の位だけを無地のシールで上書きして本来の路線番号に直していることすらあります。
管理番号その2

先ほど、管理番号は主要道道が+1000、一般道道が+3000と書きましたが、これに当てはまらない標識も存在します。詳細は「道道資料北海道」の記事に譲りますが、主要道道が+4000、一般道道が+5000の管理番号を使用していた時期があったそうです。
例として掲載したr849日東東雲線のヘキサは、通常のレイアウトのヘキサで+5000の管理番号が書かれたものです(上部が「道道」ではなく「一般道道」になっていますが)。このようなタイプで現存しているものはきわめて少ないようです(他の現存例はr548天売島線しか把握していません)。
また、後述のように文字ヘキサが設置されている旭川建設管理部士別出張所管内では、文字ヘキサでありながら路線番号も併記されているタイプのものもあり、そのようなヘキサでは+5000の管理番号が書かれています。r538旭名寄線、r798西風連名寄線、r925武徳下士別線など、現存例は前者のタイプよりも多いです。
シールで貼り替え

北海道では1994年に道道の路線番号が再編され、全主要道道151路線と一般道道141路線が新しい番号に変更されました(詳細は「道道資料北海道」のページをご参照ください)。この際、道道番号標識には新番号に対応するための対処が行われたのですが、標識自体は交換されずに路線番号の部分をシールで貼り替えたものが多く見られます。
例として掲載したr112札幌当別線のヘキサは旧番号993をシールで貼り替えて新番号112に変更しています。このヘキサはシールで貼り替える前の番号が管理番号の「1993」で、4ケタで横に長いためにシールで隠し切れていません。なお、シールで貼り替えられたヘキサは、近づいて横から角度をつけて見ることで旧番号がうっすらと見えることがあります(事故には注意)。
番号再編の対象となった路線は全道各地にあるため発見しやすいですが、少なくとも番号再編より前に設置された標識ということもあって本体が老朽化したものも多く、少しずつ数を減らしているようです。
なお、「管理番号」の項で述べたケースの亜種として、管理番号が書かれていた標識にシールを貼って本来の路線番号表記に修正したものがあります。留萌建設管理部管内(稚内建設管理部に移管された幌延町を含む)で多くみられる傾向です。
千の位を省略

北海道の道道は路線番号が4ケタに達しているのが特徴で、2023年5月現在1182号(共和北インター線(仮称))まであります。しかし、1000以上の路線番号を持つ路線の中には千の位を省略した番号をヘキサに表記するものがあります。例として掲載したr1056江別長沼線は千の位を省略しており、さらに0となる百の位も省略して「56」と表記しています。本来の56号はr56本別浦幌線ですが、両者は遠く離れており間違える心配はないでしょう。
他にも、1100番台の道道で千の位だけを省略した例があります。また、現存しないようですが、千の位と0になる位を全て省略した結果一ケタしか残らなかった例(リンク先の1003号)もあったそうです。
文字ヘキサ

本来路線番号が入るべき場所に路線名が表記されたヘキサです。例として掲載したr538旭名寄線の文字ヘキサは路線名が短いため文字が大きめですが、大半の路線では路線名が5文字以上となるため文字が小さく見づらいという欠点を持っています。路線番号が併記されたタイプでは更に文字が小さくなります。
旭川建設管理部士別出張所管内(士別市、和寒町、剣淵町、下川町、名寄市のうち旧・風連町域)の路線に多く存在しますが、老朽化で撤去されたものもあります。実物を見るならお早めに。道外では宮城県、福島県、茨城県、千葉県などに文字ヘキサが存在します。
巨大ヘキサ

通常のヘキサよりもかなり大きく、しかも縦長の標識です。起終点にしか設置されておらず、路線名と「起点」または「終点」を併記しているのが特徴です。その代わり「道道」の表記が省略されています。
釧路建設管理部中標津出張所管内(中標津町、別海町、標津町、羅臼町)特有の標識で、他の地域では見られません(羅臼町にあったものは撤去され、現在は他の3町にしかありません)。現存数は多いものの、こちらも標識そのものは古いため少しずつ数を減らしているようです。
建設管理部及び出張所の所轄区域
道道の維持管理は建設管理部が担当しています(振興局移行前は「土木現業所」と呼んでいました)。それぞれの建設管理部で特色のある標識が採用されていたり、出張所によって街路灯シールのデザインが異なっていたりするため、写真を撮影していると自ずと所轄区域を意識するようになります。
2020年4月1日現在での建設管理部並びにその出張所の所轄区域を以下の表に示します。建設管理部の掲載順は北海道発行の『道路現況調書 平成31年4月1日現在』にならいましたが、出張所と所轄する市町村については筆者の判断で並べ替えて掲載しました。また、出張所及び事業課の所在地は太字としました。
なお、所轄区域内の道道路線であっても、2つ以上の建設管理部の所轄区域にまたがる路線で特別に所管境界を定めている場合や、市町村に道路管理を移管している場合は、その所轄区域の建設管理部が管理を行わないことがあります。
建設管理部名 | 出張所名 (事業課名) | 所轄区域 |
---|---|---|
札幌 | (事業課) | 札幌市 |
当別 | 石狩市、当別町、新篠津村、江別市 | |
千歳 | 千歳市、恵庭市、北広島市 | |
長沼 | 南幌町、長沼町、栗山町、由仁町、夕張市 | |
岩見沢 | 岩見沢市、三笠市、美唄市、月形町 | |
滝川 | 滝川市、赤平市、芦別市、歌志内市、砂川市、上砂川町、奈井江町、浦臼町、新十津川町、雨竜町 | |
深川 | 深川市、妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町 | |
小樽 | (事業課) | 小樽市、赤井川村 |
余市 | 余市町、仁木町、古平町、積丹町 | |
共和 | 共和町、岩内町、泊村、神恵内村 | |
真狩 | 倶知安町、京極町、喜茂別町、留寿都村、真狩村、ニセコ町 | |
蘭越 | 蘭越町、黒松内町、寿都町、島牧村 | |
函館 | (事業課) | 函館市、北斗市、七飯町、鹿部町 |
八雲 | 森町、八雲町の一部(旧・八雲町域)、長万部町 | |
松前 | 松前町、福島町、知内町、木古内町 | |
江差 | 上ノ国町、江差町、厚沢部町、乙部町、八雲町の一部(旧・熊石町域) | |
今金 | 今金町、せたな町 | |
奥尻 | 奥尻町 | |
室蘭 | 苫小牧 | 苫小牧市、安平町、厚真町、むかわ町 |
登別 | 室蘭市、登別市、白老町 | |
洞爺 | 伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町 | |
門別 | 日高町、平取町、新冠町、新ひだか町の一部(旧・静内町域) | |
浦河 | 新ひだか町の一部(旧・三石町域)、浦河町、様似町、えりも町 | |
旭川 | (事業課) | 美瑛町、東川町、東神楽町、旭川市、幌加内町、鷹栖町、比布町、当麻町、愛別町、上川町 |
富良野 | 上富良野町、中富良野町、富良野市、南富良野町、占冠村 | |
士別 | 和寒町、剣淵町、士別市、名寄市の一部(旧・風連町域)、下川町 | |
美深 | 名寄市の一部(旧・名寄市域)、美深町、音威子府村、中川町 | |
留萌 | (事業課) | 増毛町、留萌市、小平町 |
羽幌 | 苫前町、羽幌町、初山別村 | |
遠別 | 遠別町、天塩町 | |
稚内 | (事業課) | 稚内市、猿払村、豊富町、幌延町 |
歌登 | 枝幸町、中頓別町、浜頓別町 | |
利尻 | 利尻町、利尻富士町 | |
礼文 | 礼文町 | |
網走 | (事業課) | 網走市、大空町、美幌町、津別町 |
北見 | 北見市、訓子府町、置戸町 | |
遠軽 | 遠軽町、湧別町、佐呂間町 | |
紋別 | 紋別市、滝上町 | |
興部 | 興部町、西興部村、雄武町 | |
斜里 | 斜里町、清里町、小清水町 | |
帯広 | (事業課) | 芽室町、帯広市、中札内村、幕別町の一部(旧・幕別町域)、音更町、士幌町、上士幌町、池田町 |
鹿追 | 鹿追町、清水町、新得町 | |
大樹 | 広尾町、大樹町、幕別町の一部(旧・忠類村域)、更別村 | |
足寄 | 本別町、足寄町、陸別町 | |
浦幌 | 浦幌町、豊頃町 | |
釧路 | (事業課) | 釧路市、白糠町、鶴居村 |
弟子屈 | 弟子屈町、標茶町 | |
厚岸 | 釧路町、厚岸町、浜中町 | |
根室 | 根室市 | |
中標津 | 別海町、中標津町、標津町、羅臼町 |
標識写真集 |
---|
一般国道 |
主要道道(1~151号) |
一般道道その1(201~500号) |
一般道道その2(501~800号) |
一般道道その3(801~1182号) |
都府県道(道外) |