道道9号 目次

路線概要

日本海に面する寿都町と、隣接する黒松内町を結ぶ主要地方道である。...と言いたいところだが、実際には黒松内町を通り越して長万部町に足を踏み入れている。道道認定前の前身路線である準地方費道25号寿都港蕨岱停車場線がほぼそのまま引き継がれた路線と言っていい。

寿都町内の単独区間はR229の旧道であり、起点が停車場や港でないにもかかわらず一般道道(r272寿都停車場線)との交差点から始まる珍しい路線となっている。R229との重複区間を経て黒松内町に入ると、朱太川に沿って中心部へ向かう。終点手前で長万部町に入り、終点であるR5との交点も長万部町内にある。寿都町内にやや狭い区間があるものの全線を通して2車線で、よく整備された快走路である。

種別主要地方道
路線番号9
旧番号19
路線名寿都黒松内線
起点寿都郡寿都町大磯町
終点寿都町黒松内町字歌才(路線認定上)
通過市町村寿都郡寿都町→黒松内町→山越郡長万部町
認定日1954年3月30日
総延長23.149km
実延長17.820km
重用延長5.329km

※総延長等のデータはいずれも2023/4/1現在の道路現況調書による。

歴史

1920(大正9)年4月1日
同日付の北海道庁告示第241号により、準地方費道25号寿都港蕨岱停車場線が認定される。
1954(昭和29)年1月20日
同日付の建設省告示第16号により、道道寿都港蕨岱停車場線の一部(寿都町~黒松内村)が主要地方道寿都黒松内線に指定される。
1954(昭和29)年3月30日
同日付の北海道告示第503号により、道道19号寿都黒松内線が認定される。準地方費道25号寿都港蕨岱停車場線は同日廃止(告示第505号)。
1994(平成6)年10月1日
9月30日付の北海道告示第1468号により、整理番号が19から9へ変更される。

レポート区間

区間区間起点区間終点走行日区間
距離
本編寿都郡寿都町大磯町(起点)~山越郡長万部町蕨岱(実質終点)2017/9/1623.1km