道道919号 目次

路線概要
路線名を見ただけではどこを走っている路線なのかいまいちわかりにくいかもしれないが、室蘭市の中央町と東町を結んでいる路線である。室蘭市をほぼ一周するように認定された道道757号室蘭環状線(初代)のうち、主要地方道(道道910号室蘭環状線、現在の道道107号)に指定されなかった区間が中央東線として認定されたという経緯を持つ。
r107室蘭環状線が良く整備されているのに対して、中央東線は実延長の半分以上に当たる約7.7kmが車道幅員5.5m未満の狭路で、舟見町から新富町の間には分断区間もある(書類上の未供用区間は500m)。迂回路も含めて急カーブ・急勾配が連続する区間が多く、「観光道路」としては運転が難しく敷居が高い。しかしながら、一応全線が舗装されているので自転車での乗り入れ難易度はさほど高くない。
種別 | 一般道道 |
路線番号 | 919 |
路線名 | 中央東線 |
起点 | 室蘭市中央町 |
終点 | 室蘭市東町 |
通過市町村 | 室蘭市のみ |
認定日 | 1976年8月31日 |
総延長 | 17.990km |
実延長 | 14.704km |
重用延長 | 2.786km |
未供用延長 | 0.500km |
未改良延長 | 7.643km(改良率48.0%) |
※総延長等のデータはいずれも2023/4/1現在の道路現況調書による。
歴史
- 1972(昭和47)年3月31日
- 同日付の北海道告示第904号により、道道757号室蘭環状線(初代、中央町~石川町)が認定される。道道182号黄金鷲別線は同日廃止(告示第905号)。
- 1976(昭和51)年4月1日
- 同日付の建設省告示第694号により、道道室蘭環状線(初代)の一部(東町~石川町)が主要地方道室蘭環状線に指定される。
- 1976(昭和51)年8月31日
- 同日付の北海道告示第3075号により、道道919号中央東線が認定される。道道910号室蘭環状線(2代目、東町~石川町)も同時に認定。道道757号室蘭環状線(初代)は同日廃止(告示第3076号)。